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チクチク言葉とは

チクチク言葉を反対語のふわふわ言葉に言い換えさせる3つのコツ!!ぽかぽか言葉など他の言い方も紹介、攻撃的な我が子に言い換えさせたい

子供が話しているときに「えっ!?」と思うような言葉を使うときがありますよね。

そんなときは、チクチク言葉の反対語のふわふわ言葉へ言い換えて伝えてみましょう♪

チクチク言葉は、相手がイヤな反応をするので、意外と子供はよろこんで(ふざけて)使ってしまいがち。

でもその言葉は、相手がイヤな気持ちになると伝えて、お母さんやまわりの大人がふわふわ言葉へ言い換えてあげましょう。

怒りたくなるかもしれませんが、お子さんが悲しい思いをしてしまうと、伝えたかったふわふわ言葉よりイヤだった気持ちが残ってしまいます。

この記事では、チクチク言葉をお子さんがうれしい気持ちになる反対語のふわふわ言葉へ、言い換えさせるコツをお伝えしますよ♪

チクチク言葉の反対語はふわふわ言葉♪それぞれの意味

子供は大人、特にお母さんのことをよく見ていますし、意味がわからなくてもマネをしたりしませんか?

そんな子供の心理をうまく利用して、お母さんがまずはお手本としてやって見せたり、聞かせてあげたりすることが一番です。

でも、「チクチク言葉」「ふわふわ言葉」ってよく聞くけど、具体的にどんな言葉?どう言い換えるの?と思っているお母さんも多いはず。

まずは「チクチク言葉」と、反対語の「ふわふわ言葉」とは具体的にどういう言葉なのか、一緒に考えましょう。

チクチク言葉とは

チクチク言葉とは「言われた相手が、チクチクと心が痛く悲しくなるようなイヤな言葉」という意味です。

相手を攻撃したり、悲しくてイヤな気持ちにさせる言葉です。具体的な例をあげてみますよ。

「チクチク言葉」一例

  • キモッ(キモイ)
  • ウザッ(うざい)
  • バカ・あほ
  • 死ね
  • ダサッ(ダサい)
  • こっち来るな!・あっち行けよ!

子供が「お友達に言われた」とお母さんに報告してきたら、どう思うでしょう?

子供だけではなく、聞いたお母さんや大人でも、心が痛くなって悲しい気持ちになりますよね。

ふわふわ言葉とは

ふわふわ言葉は「相手が嬉しくなったり喜んでくれたりする言葉」のこと。「ぽかぽか言葉」とも言いますね。

言われた相手も、ふわっと気持ちが包み込まれたように心がぽかぽか温まる、言った方も温かい気持ちになるような言葉のことです。

ふわふわ言葉、ぽかぽか言葉の具体的な例をあげてみましょう。

「ふわふわ言葉・ぽかぽか言葉」一例

  • ありがとう!
  • よくがんばったね!
  • すごくいいよ!
  • よくできたね!
  • えらいね!

このような言葉を言われた相手は、元気もやる気も出てきます。「嬉しいな、また言われたい!」と思いますよね♪

言った方も、相手が喜んでくれたりがんばろうとしたりすると「言ってよかったな、嬉しいな」と思うのではないでしょうか。

チクチク言葉の反対語のふわふわ言葉に言い換えさせる3つのコツ

では実際の会話の中で、どのようにチクチク言葉をふわふわ言葉へ、言い換えさせればいいのでしょうか。

きっと最初は、お子さんもお母さんも言葉を変換するのが大変だと思います。

はじめから上手くはいきません。あせらず怒らずゆっくり「どう言い換えたら伝わるかな」と子供に寄りそって考えていきましょう。

コツその1、お母さんがチクチク言葉を使わずふわふわ言葉を意識する

私は、子供が私の口癖を同じように言っているのを聞いて「気をつけよう!」と思った経験がありますが、あなたはどうでしょう?

子供は大人が言うことややること、特にお母さんのことは大好きなので、よく聞いていたり見たりしています。

それを上手に使って、まずはお母さんが言うのを見て聞かせるのが、一番早く身について覚えてくれるのではないでしょうか。

あまり考えすぎると疲れてしまいますので、少しずつゆっくり、あなたの言葉でふわふわ言葉へ変換していきましょう。

コツその2、チクチク言葉に対して怒ったりイヤな反応を返したりしない

相手を攻撃するようなチクチク言葉を使うお子さんもいますよね。

ただ、それはどうしてなんでしょう?あなたはお子さんのことを頭ごなしに「それはダメよ!」と言ってしまっていませんか?

チクチク言葉を使ってしまうお子さんにも、使わなければいけない理由があったのかもしれません。

「先に友達が言ってきた」「そう言うと友達やお母さんがおもしろい顔をするから」「お母さん(お父さん)が言っている」などです。

まずは落ち着いて、子供の言い分も聞いてあげましょう。聞いてもらうことで、気持ちも落ち着きます。

大人もですが、子供だって話を聞いてもらって、嬉しくない人はいないと思うんです。

話を聞いてあげて、チクチク言葉がダメな理由もきちんと伝えることで、お子さんも納得できるのではないでしょうか。

コツその3、どう言い換えたら良いのか伝える

それでは、私もですが(笑)よく言ってしまいがちな「チクチク言葉」を「ふわふわ言葉」へ言い換えてみましょう。

言ってしまいがちな例①

「早くして!!」→「〇時になったら準備をして、幼稚園に行くよ。お友達待ってるかな?楽しみだね」

子供が楽しみ!と思えることを話題に出し、次の目標へ意識が向けられるようにしてあげるといいでしょう。

言ってしまいがちな例②

「片付けなさい!!」→「このおもちゃは、ここにしまおうね。これはあっちの箱だね。」

具体的に何をどこに入れるのか、どこへ持っていくのか教えてあげましょう。

私は、子供が字を読めるようになってから、収納ケースにマスキングテープで何を入れるか書きました。

言ってしまいがちな例③

「うるさい!」→「今はお話できないんだよ、ごめんね。この時間になったらお話しようね。」

子供はどうしても、今思ったことをすぐに話したがります。

できるのなら用事を後回しにして、子供の話を先に聞いてあげられたらいいですよね。

でも場面によっては、ガマンさせる必要があるかもしれません。上手に待てたらほめてあげましょうね♪

子育て中に気を付けたい!!チクチク言葉をふわふわ言葉に変換して使うと嬉しい効果

チクチク言葉を使うときは、その人はきっとチクチクした気持ちでしょう。そして、そのチクチクな気持ちを相手にぶつけています。

それって、お互いに気持ちの良いことはないですよね。

一息ついて気持ちを落ち着かせて、ふわふわ言葉で話してあげることで、相手も素直に話を聞いてくれますよ。

あなたもやさしい気持ちに戻れます。お互いにやさしい温かい気持ちになれますね。

あなたがお子さんのために考えた言葉は、しっかりお子さんも受け止めているはず。

すぐにはマネできなくても、子供の気持ちの中にはあなたのやさしいふわふわ言葉の貯金がたくさんありますよ。

こう言われたら嬉しいな、こう言われたら悲しいな、イヤだなと、子供だってわかります。

ふわふわ言葉の貯金がある子は、ちゃんと相手のことを見て考えられる子に育つことでしょう。

チクチク言葉で、良いコミュニケーションは取れません。言われてチクチクした気持ちにさせられる相手とは話したくありませんよね。

逆に、ふわふわ言葉でコミュニケーションがとれる人は、まわりの人をぽかぽかと温かい気持ちにしてくれます。

そういう人とは話をしているだけでも元気をもらえますし、また話したい、友達になりたいと思う人がたくさん集まりますよ。

ぽかぽか言葉を使うためには、相手のことをたくさん知っていたり、よく見たりしていないと話せません。

相手の良いところをたくさん知ろう、見ようとすると、自然とコミュニケーションも増えていくものです。

まとめ

  • チクチク言葉とは、相手の心を傷つけ、悲しい気持ちにさせる言葉
  • ふわふわ言葉とは、相手も自分の心も温かくやさしい気持ちにさせる言葉で、ぽかぽか言葉とも言われる
  • チクチク言葉を言い換えさせるコツは3つ「お母さんのマネをさせる、怒ったり反応したりしない、言い換える言葉を伝える」
  • チクチク言葉をふわふわ言葉へ変換すると、周りの人を元気にして自分も嬉しい、などの良い効果がある

チクチク言葉では、あなたもお子さんにも良いことはひとつもありません。

ふわふわ言葉・ぽかぽか言葉へ変換して言い換えることで、周りの人もあなたも、温かい気持ちで良いコミュニケーションをとりましょう。

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