子供達と関わっているときに、チクチク言葉を聞いてドキッとした経験はありませんか?
チクチク言葉を使わないように指導をしたいと思っても、子供達にその場で考えてもらうことは難しいのではないでしょうか。
クイズ形式で質問することで、みんなで意見を出し合って、楽しみながら考えることも可能です。
一度立ち止まって子供達みんなで考える時間を作ってみませんか?
明日から(今からでも!)すぐに使えるチクチク言葉に関するクイズ3選をお送りします!
普段から、チクチク言葉とふわふわ言葉について考えておくことで、とっさの場面でも自然に指導ができるようになりますよ!
幼稚園や保育園でよく聞く、チクチク言葉について考えてみましょう。
チクチク言葉とふわふわ言葉○×クイズ
まずは、チクチク言葉とふわふわ言葉「○×クイズ」です。
チクチク言葉を1つ取り上げて、その言葉がチクチク言葉かどうかを以下のような方法で質問してみましょう。
・1人ひとり順番に指名する(〇〇さんはどっちだと思う?) ・全員に手をあげてもらう(○だと思う人は手をあげて、×だと思う人は手をあげて) ・2箇所に分かれる(○の人はこっち、×の人はこっち)
短い時間しかとれないときに
〇×クイズでは、答えるのが簡単で正解がはっきりするとするため、短い時間しか取れないときでも質問をすることができます。
普段の生活の場面では、まとまった時間を確保するのが難しいですが、〇×クイズならちょっとした隙間時間を使ってチクチク言葉について考えてもらうことができます。
しっかりと時間が取れるときには、問題数を増やして質問することで、たくさんの言葉について考えてもらうこともできるでしょう。
低年齢の子供にも考えてほしいときに
〇か×かという簡単な答えで済むため、低年齢の子供達にもチクチク言葉について考えてもらうことが可能です。
低年齢の子供は、場面ごとの判断はなかなか難しいため、まずはそれぞれの言葉について良いか悪いかの判断をできるようにしていきましょう。
堅苦しい聞き方ではなく、気楽に明るい雰囲気で質問ができるとより良いでしょう。
+αで考えてほしいときに
話し合いの時間がしっかりと取れるときには、答えのみではなく「+αで考えてほしいことがあるとき」に使うのも便利です。
「なぜそう思うか」「どんなときに使うか」「いわれた側がどう感じるか」など、その時々の子供の様子や状況に合わせて、質問を付け加えることができます。
子供達に考えてほしいことを意図的に質問することができるのです。
チクチク言葉とふわふわ言葉こんなときなんて言うクイズ
次は、チクチク言葉とふわふわ言葉「こんなときなんて言うクイズ」です。
具体的な場面を想像してほしいときに
より実践に近いのが、この聞き方。
普段の生活でチクチク言葉を耳にすることが増えてきた時におすすめです。
まずは、誰にでも起こりそうな「あるある」の場面の質問からはじめましょう。
子供達全員に考えてもらいやすく、注意を引き付けるのにも役立ちます。
少し慣れてきたところで、より具体的でより実践的な内容で質問してみましょう。
チクチク言葉を言われた側の子供達に、「先生は私たちの『困った』に気付いてくれる」と思ってもらうことも可能です。
「先生はあなたたちのことをしっかり見ているよ」というメッセージを伝えることにもつながります。
チクチク言葉とふわふわ言葉どんな気持ちクイズ
最後にお伝えするのは、チクチク言葉とふわふわ言葉「どんな気持ちクイズ」です。
言われた側の気持ちになって考えてほしいときに
その言葉自体の良し悪しを考えるだけではなく、それを言われた側の気持ちになって考えることがゴールです。
相手の気持ちをしっかりと考えられるようになるため、どの場面においても「自分自身で判断し行動する」ことができるようになります。
幼稚園や保育園を卒園し小学校に通うようになってからも、周囲と協力してよりよい人間関係を築けるようになるでしょう。
「なぜチクチク言葉を言ってはいけないのだろう」と哲学者にでもなったかのように、子供達が自分なりの考え方を身に付けてくれたらうれしいですね。
まとめ
- 短い時間しかとれないときや低年齢の子供達に考えてほしいときには「〇×クイズ」
- 具体的な場面を想像してほしいときには「こんなときなんて言うクイズ」
- 言われた側の気持ちになって考えてほしいときには「どんな気持ちクイズ」
今回は、幼稚園や保育園で使えるチクチク言葉とふわふわ言葉を使ったクイズ3選をお伝えしました。
子供達が気になる言葉を使い始めたと感じたときには、みんなで楽しくチクチク言葉について考えてみましょう。