友達がチクチク言葉を言ってくる理由、それは友達自身が抱える「ストレス」や「性質」に大きな関係があります。
こちらから気持ちを伝えるチャンスがある限り、友達との関係性はいくらでも変えることができます。
対処法の1つとして、あなたの方から友達を知ることが、今の関係を「改善するための近道」になる場合がありますよ。
今回は友達の「特徴」から、チクチク言葉を言ってくる「理由」と、その「対処法」についてご紹介しますね。
チクチク言葉を言ってくる友達の特徴
友達の普段の行動や発言をよく思い出してみましょう。
表面的な部分だけではなく、困っている時など素が出やすい場面に本当の特徴が隠れているかもしれません。
自分や他人に厳しい
良く言えば真面目なのですが、完壁主義な一面があったり、ルールやマナーに厳しかったりする人です。
自分に厳しい人は負けず嫌いな場合もあり、他人と比較することが多いなど、プライドが高い部分があります。
自己中心的
わがままな性格が目立ったり、他の人の意見を聞かずに自分の主張を押し通したりすることが多い人です。
自分の思い通りにならないと怒りやすかったりすぐに悪口を言う人は、他人の悪い部分ばかりを見てしまうことが多くなります。
余裕がない
人は疲れると、自分や他人に対して優しくする余裕がなくなります。
睡眠不足や運動による身体的な疲労はもちろんですが、気持ちが疲れている時の方が余裕の無さが現れやすいものです。
自分に自信が持てない人など、コンプレックスを気にしすぎて常に劣等感を持ち続けることも、心がとても疲れてしまいます。
チクチク言葉を言ってくるのはなぜ?
友達は「あなた」についてどんな印象をもっていると思いますか?
思いつかない場合は、あなたが知る限りでいいので友達自身の性格や、友達が仲良くしている人の性格を思い出してみてください。
次に、「チクチク言葉を言ってくる友達」の目線や、あなたのことをあまり知らない人から見える「あなた」の印象を想像しましょう。
ここで重要なのは、「あなたが思う自分の印象」や「あなたと仲の良い友達の意見」を考えるときに、自分を謙遜するような印象はなるべく排除することです。
また、普段からよく言われる「チクチク言葉」自体にヒントが隠されている可能性もあります。
敵視・警戒している
何かのきっかけで友達から誤解されている場合があります。
友達が気に障るようなことを言ったり失礼な事をしてしまったなど、心当たりはありませんか?
友達の勝手な偏見などで一方的にあなたのことをライバル視していたり、嫉妬されている場合もあります。
言いやすい人だから
相手が人を選んで言っている場合は、「話を聞いてくれる人」や「言いやすい人」に限定している可能性が高いです。
タイプとしては、優しい人、否定しない人、怒らない人に言いやすい傾向があります。
関係性としては、仲間意識があるか、自分と同じかそれより下の立場の人に言いやすいです。
満たされていない
常にストレスを感じていたり、悩みが絶えなかったりするタイプの人は、頭や心が疲れて物事がうまく整理できなくなっているかもしれません。
そして次第に物事を楽観的に見ることができなくなっていき、気持ちの切替えが難しくなってしまいます。
そんな日が続くと何をしても満足することができず、他人の欠点をあげることを繰り返し自尊心で自分を満たそうとします。
チクチク言葉を言ってくる友達の対処法
友達の特徴を知った上で、うまく対処ができればチクチク言葉も減るかもしれません。
対処法を試す場合、成功率が上がる秘訣は「話すタイミング」や「話し方のトーン」を間違えないことです。
まず、友達の機嫌が悪い時は避けましょう。
あとは、続けて話ができるくらい時間に余裕がある時を選びましょう。
友達に歩み寄ってみる
友達はあなたのことを誤解していたり、あなたの良いところに気づけていないのかもしれません。
友達が普段仲良くしてる人とあなたには、性格や雰囲気など大きな違いはありますか?
「優しい人は話しやすくて好き」という人もいれば、「優しい人は本心がわかりにくくて苦手」という人もいます。
他にも、あなたと友達に「共通点」や「似ている部分」はありますか?
人は嫌な部分が似ている人に対して嫌悪感をもつことがあります。
もし共通の悩みがあったり友達に尊敬できる部分があれば、思い切って悩みを話してみたり頼ってみるのはどうでしょうか。
友達が責任感や面倒見の良いタイプであれば、意外と強いミカタになってくれるかもしれません。
反応を変えてみる
友達が「言いやすい人にだけチクチク言葉を言ってくるタイプ」の場合、あなたが「言いにくい人」に変われば言われなくなる可能性があります。
このとき注意が必要なのは、友達への言い方です。
突然いつもと違う反応をすると、友達はビックリしたり機嫌を悪くする可能性があります。
あくまでも相手を知ることや自分を知ってもらうことが目的なので、強い言い方ではなく寄り添う気持ちで話してみましょう。
難易度が低い順で具体的な例をあげるなら、
- 低:チクチク言葉が出ても同意しない
- 中:なぜチクチク言葉を言うのか質問してみる
- 高:チクチク言葉は使わない方が良いと伝える
人によっては相手の気持ちを考えずに言ってしまったり、悪気なく言ってしまう人もいます。
周りの人がよく使っていて「なんとなく」で使っている場合もあるので、シンプルに「言われたら傷つく人もいると思うよ」と、あなたの意見を伝えてみるのも良いと思います。
話題を選ぶ
チクチク言葉が出そうな話題は避けて、相手の好きなものや得意分野について教えてもらうことも1つの対処法です。
話をしてもらうジャンルによっては、友達の個人的な感想が入らない分チクチク言葉も極端に減る可能性が高くなります。
例えば、物語のキャラクターや身近な人の話だと、「共感できる・できない」などの感想が入りやすくなりチクチク言葉も出やすくなります。
ですが、お互いに好きな動物や、友達の趣味の話だと「好き」という感想が中心の会話になるため、チクチク言葉が出にくくなります。
注意が必要なのは、友達に一方的に話してもらえば良いというわけではありません。
話をちゃんと聞かなかったり、質問する割に何も理解していなかったりなど、相手によっては不満に思い次から話をしてくれなくなる場合があります。
なので、自分も興味があることや知っておくと役に立つことなど、聞くメリットがある話題にすると会話が成り立つのでおすすめです。
まとめ
- 友達を知ればチクチク言葉の真意がわかる場合がある
- 間違った印象がついていたら本当の自分を知ってもらう
- 関係を改善したい場合は自分から歩み寄ることも大事
友達がなぜチクチク言葉を言うのかは、本人でさえもわからない場合もあると思います。
そして、あなたなりに歩み寄った結果として関係性が改善できない場合、無理をしないことが最優先です。
人はどうしても合う・合わないがあるので、急いで理解し合う必要はないと思います。
今は合わなくても、何かがきっかけで急に合うようになることもよくあるものです。
この記事であなたや友達に合った対処法が見つかるきっかけになれば嬉しいです。