あなたは、知らないうちにチクチク言葉を使っていませんか?
気がつくと、これも、あれも、チクチク言葉だったなんてこと思い当たることないですか。
小学校では、子供達にどんな言葉がチクチク言葉なのかを教えているところがあり、場合によっては「おまえ」も該当するそうです。
子供達は、言葉を理解して使うというよりも、響きであったり、誰かの真似をして言ってみたりして、悪気があって言ってる子供ばかりではないと思います。
自分では気をつけていても、知らない間に相手の考えや行動を否定したり、傷つけてしまっていることもありますよね。
チクチク言葉を使うのではなく、相手を思いやるようなふわふわ言葉に置き換えて、会話ができるといいですよね!!
今回は、「おまえ」をはじめとしたチクチク言葉について、一緒に見ていきましょう。
「おまえ」をチクチク言葉とする小学校もある
小学校では、次の言葉がチクチク言葉に当たることを教えています。
など、これはごく一部で、まだまだたくさんあります。
小学校の掲示板やポスターなどに、チクチク言葉をふわふわ言葉へという働きがあるそうです。
子供のころから、チクチク言葉を覚えておくことが大事なのかもしれませんね。
あだ名がいじめの原因となる最近では、あだ名が禁止され、男女問わず同級生を名前で〇〇さんと呼ぶ学校も少なくありません。
その方法がいじめにならないかは別として、少なくとも変な名前で呼ばれることがなくなります。
名前があるのにもかかわらず、会話の中で「おまえ」と呼ばれるのはいい気持ちはしません。
「おまえとはもう遊ばない」、「おまえのおかしいんじゃないの」と言うように否定される時に「おまえ」が使われます。
もしくは、名前を呼ぶのが嫌なときに「おまえさぁ」と言う子供達もいます。
言われてチクっとした子供達は、少なからず言葉にはしないものの傷ついているはずです。
小学校でチクチク言葉について、教えることで少しでも傷つく子が増えないといいですよね。
「おまえ」はチクチク言葉?言い方も大事
言い方や内容によっては、「おまえ」は、チクチク言葉になります。
どうすれば、自分の友だちと仲良くできるか、友達をがっかりさせないでいられるかと考えることが大事ですね。
みんなが仲良くできていれば、チクチク言葉も生まれないはず。
でも、どこかで嫌だなと感じたり、好きな子に嫌がらせしてみたり、それはチクチク言葉を使うきっかけになってしまうのかもしれません。
仲が良くない子から、「おまえとはもう遊ばない」、「おまえなんかどっかいっちゃえ」と言われると、それはチクチク言葉になります。
仲が良くて信頼のある親友から、「おまえは大事な友達だ」、「おまえがいないとダメなんだ」と言われるとチクチク言葉には聞こえないですよね。
言う側も大事ですが、言われた側が、どのように感じるかで、「おまえ」はチクチク言葉に変わります。
男性から女性へ、上司から部下へなど、関係性によっても変わります。
まとめ
- 「おまえ」は、実はチクチク言葉
- 小学校でもチクチク言葉について学ぶ場がある
- 子供達はチクチク言葉の意味を理解せず使っている
- 関係や言い方によって「おまえ」はチクチク言葉になる
私自身、チクチク言葉・ふわふわ言葉という言葉に馴染みが無かったのですが、言われてみるとチクっと心に刺さる言葉は人それぞれあると感じました。
言う側は、悪気がなくても、何気なく言ってしまったとしても、言われた側がチクっと心に刺さったのなら、「おまえ」もチクチク言葉になります。
チクチク言葉がどれにあたるのかを確認して、言いそうになったら一度冷静に考えられるといいですよね。